Recruit採用情報

法面事業部

主任 齋藤 勇作

働きやすい環境が整った海老根建設は、理想的な会社だと実感しています。

まず、入社経緯からお願いします。

高校を卒業し、少しだけ違う仕事を経験してから、海老根建設に入社しました。ここで働いていた知人に声をかけてもらい、面接することに。ほとんど新卒に近い形での入社になります。

その時は正直言って仕事の内容を全く理解していませんでした。法面が「のりめん」と読むことすらできませんでしたし。ただ、体を動かす仕事が好きでしたし、ものづくりに関わる仕事で興味も強かったので、何も不安は感じなかったです。舗装用重機のタイヤローラーなど独特な乗り物にも資格を取得して乗りたい気持ちがありました。

具体的な業務内容を教えてください。

管理職である主任として業務内容は、現場の進行、安全面、工期、品質の管理に関するものがほとんど。必要な材料の発注も大事な仕事です。法面だけでなく道路に関する工事部の仕事もしています。もともと私は法面ではなく、工事部での業務に従事していました。途中で「法面の仕事をしてみないか?」と声をかけられ法面の部門に異動。高い所が苦手なので法面の仕事ができるか不安でしたが、「高い所に登らない重要な仕事がたくさんあるから頑張って」と背中を押して頂いて決断しました。

法面の仕事は5年程していますが、実際に高い場所で作業する人だけでなく、下から状況を冷静に見極め、段取りする人間がいないと法面の工事はスムーズに進みません。ですから本当に高い所が苦手でも大丈夫。ドローンを操作したり、下でモルタルの含水率を測定するなど、作業することは非常に多いです。

管理業務にあたって心がけている点は?

やはり安全面への注意がいちばんですけれど、同時に仲間の皆さんが楽しく働けるようにという点を重視しています。和気あいあいとするのは休憩中。仕事はきっちり真剣に。安全を守りながら、高い品質を保ち、工期へ間に合わせる。そのためには何よりも連携が大切になります。だからこそ普段からのコミュニケーションが重要になるのです。

作業中は声をかけ合って確実な仕事を遂行します。緊張しやすい高い場所ですから、何か一つでも間違いがあれば事故に繋がってしまう。安全面について気づいたことはすぐに改善します。

仕事をしていて大変な点や嬉しい点は?

暑いのは大丈夫な方ですが、寒いのはとても苦手です。ですから業務の前は入念に体を動かして温める。逆に暑い時期は皆さんが熱中症にならないよう目を配っています。雨や風で工程が遅れるケースがありますので、現場がストップしている間は書類関係を進め、天候回復時に備える。晴れても雨による軟弱地盤の問題が出てすぐに作業に戻れない時もあります。その調整は大変です。天気はどうにもできませんから、そこをどうリカバリーするかが重要になります。

嬉しいのは、自分たちのつくりあげた現場を通った時、家族に話せることです。目に見える仕事な分、独自の達成感があります。

会社の強みや、雰囲気はいかがですか?

手がける企業の少ない法面の仕事を、きっちり行なえることだと考えます。しかも道路の業務と連動して工事ができる点。一から携わり法面から道路の完成まで実現する。プロフェッショナルな能力を発揮できるのが海老根建設の強みです。

お客様にとって活用するメリットも、地域に対する貢献も大きい会社だと実感しています。そうできているのは、やはり会社内の雰囲気がいいからです。社員一人ひとりへ面倒見が良い社長や上司、先輩方。いい人ばかりなので非常に働きやすいです。

入社後に成長できたと実感する点は?

責任を背負う自覚が芽生えた点だと思います。大きなきっかけになったのは、結婚して子どもが生まれたこと。25歳ぐらいから今のようなスタンスで働くようになりました。家族をしっかり養わなければいけない。それまでのように漠然と仕事をしているだけでは駄目だと感じました。正直言って、当時の私は管理職の視点で全体を動かせてはいなかったと思います。その意識がガラリと変わった時期でした。

今後は、より一層、みんなで楽しく安全に働いていきたいです。個々が充実した仕事をしながらスキルアップを果たし、各々でできることを増やしていけたら、品質も仕事量も自然と向上するものと考えます。そうしてお役様や地域への貢献を果たしていきたいです。

先輩社員が語る、人材面について

どのような人が海老根建設に向いていますか?

真剣に働こうという気持ちを持っている人が望ましいです。要は「やる気」です。自分は25歳の時に「もっと本気を出して仕事に取り組まなければ!」と決意してから評価も上がりましたし、自信も持てるようになりました。やる気のある方ならば、海老根建設という会社で順調に成長できるはずです。現場で作業するのが好きな方ならば、親方など現場を引っ張っていけるポジションも目指せるでしょう。作業よりもパソコン関係が得意であれば、現場ではなく書類関係で活躍できます。

出身校である茨城県立大子清流高校の後輩の皆さんへメッセージを。

私は「仕事をしやすい環境がいちばん」だと考えますから、様々な面で真剣に働ける状況が整った海老根建設は理想の会社だと思っています。仕事でわからないことや疑問があれば、私も含めて先輩方が丁寧に助言しますし、失敗もしっかりフォロー。これから入社してくれる高校の後輩がいたら全面的に成長をサポートしますので、地元で活躍し続ける海老根建設の仕事に、ぜひ興味を持って頂きたいです。

頑張る社員に、社長より一言

齋藤さんが結婚する前はあまり本腰を入れて仕事に取り組んではいなかったように思います。ただ、何かきっかけがあれば、急成長するタイプだとも感じていました。事実、結婚して子どもが誕生し、齋藤さんは劇的に変わりましたね。高校を卒業して入社してから知っているので、何か自分の子どもの成長を見ているような気になります。

齋藤さんは元気に挨拶をするので、内部的にもお客様にも下請けの皆さんにもしっかり挨拶するので、周囲の受けが非常にいいです。誰からも慕われる人間。先輩のアドバイスも素直に聞くので、本気になってからは仕事を覚えるのも早かったです。法面に関しては、すでにしっかり一人前。齋藤さんがいなければ現場がまわらないと言っても過言ではありません。